伊藤礼さんの「自転車ぎこぎこ」を読んだ。
なんというか、こののんびりした文体に波長が合います。同じ自転車の話である「こぐこぐ自転車」でその魅力にはまって、キジ撃ちの話である「狸ビール」でじんわりとした味わいを堪能した後、しばらくご無沙汰していました。
やっと巡り合ったこの本は、
自転車での旅行記がメイン。それ以外に自転車の部品やヘルメットに関する小文があり、これがなんとものんびりとユーモラスな味わいで、一度読むと病みつきになりますよ。
文体の魅力にはまったのは、とおい昔の植草甚一さん以来のような気がします(苦笑)。
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